システムエンジニアの中にもシステムの運用保守などを行っていてソースコードを書くようなプラグラミング開発には経験していないという方もいます。しかし、そんなシステムエンジニアでもプログラミングを学ぶメリットはあります。
システム運用を行っていると、定期的にサーバの稼働状況を収集し、報告資料を作成する必要がある。監視ソフトにて統計情報を出力することが出来るが、顧客報告のための資料に手直しが必要になる。
定型的なデータ加工の際に、シェルスクリプトやVBAのツールを使えば大幅に効率化可能である。たとえば、何万件のサーバ稼働履歴をクリック一つで資料の形に変換することも可能である。
1からツールを作る能力は無くても、仕組みさえ理解していれば実績のあるツールを改造し流用することが出来る。
顧客と会話していると、現在稼働しているシステムについて改善の要望をいただくことが多い。その際、プログラムの知識があると実現可否についてその場で判断して回答が可能である。
例えば、Webアプリの製品について、特定のメニューを追加する際にDBの回収が必要なレベルなのか、既存レコードの組み合わせで生成可能なものか判断出来れば、都度、製造部署に確認する必要もなく、代替案を提示することも可能である。
システムの設計においても、プログラミング設計の考え方が必要になっている。例えばサーバ監視ソフトを導入する場合、ユーザに通知を行ったり、システム停止を行う時の判断条件として「特定のエラーコードを検知し、CPU使用率が90%を超えた状態が○○病続いた状態で警告を発する」という内容を事前に設計し、専用の言語で記述する必要がある。
このように、エンジニアとして現場で活躍するためには特定のプログラミング言語知識は必要とされていなくても、プログラミングの考え方は必要となってきます。基礎的なレベルでもプログラミングを学ぶほうが日々の効率化ができるでしょう。